割安株ランキング

割安株・バリュー株

割安株のランキングを見ると、そのときの市場の傾向がつかめます。「スクリーニングの方法はわかったけど、どの銘柄がいいの?」と迷うあなた!最新情報やランキング上位の注目銘柄を様々な視点から見て、”旬”な割安株の傾向を学んでいきましょう。

また、2018年に発表された決算で大幅に値上がりした株を2つご紹介します。どのような割安株に注目していると「安く買い、高く売る」ことができたのか、合わせてご確認ください。

オススメのスクリーニング条件で探す!割安株ランキング

ランキングの抽出に使用したスクリーニング条件は以下の5つです。

予想PER 5倍以上15倍以下
予想PER変化率 指定なし
PBR 0.5倍以上1.5倍以下
ROE(自己資本利益率) 5~10%
自己資本比率 40以上

注意事項と補足
各ランキングの抽出にあたって配当利回りと時価総額は加味していません。配当利回りについて個別に取り上げたため、時価総額は「今後成長する可能性のある割安株」ランキングの趣旨からやや逸れるためです。予めご了承願います。

PER変化率とは?
過去のPERと現在のPERがどれくらい変化したかをパーセントで表したもので、変化率がマイナスの場合は割安に、プラスの場合は割高に推移したと分かる指標。

PER・PER変化率と予想PER・予想PER変化率のちがい

PER
PER変化率
過去の実績(利益)をもとに算出された数値
予想PER
予想PER変化率
過去の実績を踏まえて次年度の予想した実績(利益)をもとに算出された数値

予想PERでスクリーニングをすることは、企業の業績予想(将来性)を見越して割安株を見つけるということです。

たとえばある企業が「すべての製品が売り切れる前提で発表した業績予想」は、売れ残ってしまった場合には業績の下方修正がされ、状況次第では黒字から赤字へと変わることがあります。反対に、低く出していた利益が予想以上に好調で業績の上方修正する場合もあります。

このように、数値が変わる可能性はありますが、将来有望な割安株を企業への期待を込めて投資をする点では、過去の実績をもとにしたPERよりも予想PERでスクリーニングをすることをオススメします。

今回、すべての検索は楽天証券のスクリーニング機能、「スーパースクリーナー」を使用して抽出しています。

2018年6月11日現在
予想PER変化率 昇順

スマホをご利用の方】左右にスワイプしてご覧になって下さい。

銘柄名 コード 業種 市場 現在値 PER(予)(倍) PER変化率(予)(%) – 5営業日前 PBR(倍) 自己資本比率(%) ROE(%)
オークマ 6103 機械 東1 6120 11.11 -8.99 1.27 65.82 9.7
有沢製作所 5208 化学 東1 1227 12.36 -7.73 0.89 68.33 7.2
東ソー 4042 化学 東1 1848 7.15 -6.24 1.22 57.55 19.6
ミクシィ 2121 サービス業 東M 3160 6.52 -6.2 1.45 88.38 26.1
タムラ製作所 6768 電子機器 東1 773 13.95 -6.04 1.48 51.48 9
積水ハウス 1928 建設業 東1 1883 9.51 -5.73 1.09 49.4 11.6
日本化学工業 4092 化学 東1 4375 14.8 -5.71 1.11 55.46 8.3
ケーズHLDG 8282 小売業 東1 1229 11.65 -4.95 1.16 59.77 10.4
エスケーエレクトロニクス 6677 電気機器 JQ 2060 10.09 -4.89 1.34 67.8 7.8
三井海洋開発 6269 機械 東1 2899 10.63 -4.17 1.2 42.5 15

PER変化率を見ると、直近5日間で特に割安に変化した銘柄がわかります。業種が化学のものが3社と比較的多く、その他は機械・電気機器・建設・小売業などでした。

予想PERは全体平均である15%を下回るだけでなく、同業種の平均と比べても低く算出されているところがほとんどで、平均の高い業種では10%近く割安を示す銘柄もありました。

また、自己資本比率やROEの数値が基準として設定した数値より高く、業種・市場平均と比べても上回る銘柄が多いことから、健全な経営が行われていることがうかがえます。

【市場別】割安株ランキング

先ほどは全市場での割安株ランキングをご紹介しましたが、次は「東証1部」と「東証2部」、新興市場の「マザーズ」「ジャスダック」と、各市場ごとの割安株ランキングを見ていきましょう。

東証1部

2018年6月11日現在
予想PER変化率 昇順

スマホをご利用の方】左右にスワイプしてご覧になって下さい。

銘柄名 コード 業種 現在値 PER(予)(倍) PER変化率(予)(%) – 5営業日前 PBR(倍) 自己資本比率(%) ROE(%)
オークマ 6103 機械 6120 11.11 -8.99 1.27 65.82 9.7
有沢製作所 5208 化学 1227 12.36 -7.73 0.89 68.33 7.2
東ソー 4042 化学 1848 7.15 -6.24 1.22 57.55 19.6
タムラ製作所 6768 電子機器 773 13.95 -6.04 1.48 51.48 9
積水ハウス 1928 建設業 1883 9.51 -5.73 1.09 49.4 11.6
日本化学工業 4092 化学 4375 14.8 -5.71 1.11 55.46 8.3
ケーズHLDG 8282 小売業 1229 11.65 -4.95 1.16 59.77 10.4
三井海洋開発 6269 機械 2899 10.63 -4.17 1.2 42.5 15
アルビス 7475 小売業 3300 11.37 -4.07 1.16 58.33 9.5
日本精工 6471 機械 1225 8.73 -4.04 1.21 49.18 13.9

直近5日間で特に割安に変化した銘柄の業種は、機械が3社と多く、他は化学や小売業、電気機器などでした。

予想PERは全体平均である15%を下回るだけでなく、同業種の平均と比べて低く算出されているところがほとんどでした。なかでも業種平均が20%以上の機械・小売・電気機器などの銘柄で15%以下のものはかなり割安な数値といえます。

ROEは5%を超えると優良と考えられ、大半が前年度から5%を大きく上回る銘柄であることから、継続して健全な経営が行われていることがうかがえます。

また、いずれも 会社予想の数値よりも、コンセンサス情報の数値が上回っている銘柄が多いため、将来的に期待が高い と考えられます。

アナリストが予想する「コンセンサス情報」とは?

コンセンサス情報とは、証券会社や調査会社のアナリストが予想する、各企業の業績予想や株価レーティングを集計したものです。
企業予想よりも、市場予想を意味する「コンセンサス」が上回っていれば、一般的には業績の上方修正が期待できるとみられています。

東証2部

2018年6月11日現在
予想PER変化率 昇順

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銘柄名 コード 業種 現在値 PER(予)(倍) PER変化率(予)(%) – 5営業日前 ROE(%) 自己資本比率(%) PBR(倍)
マルゼン 5982 金属製品 2521 11.82 -4.11 10.1 63.01 1.26
アオイ電子 6832 電気機器 3785 12.62 -2.45 10.5 80.03 1
日本精機 7287 輸送用機器 2015 10.63 -1.37 6.6 57.15 0.68
アルプス物流 9055 陸運業 909 10.22 0.44 5.7 57.34 0.73
ニチリン 5184 ゴム製品 2415 6.8 0.79 18 53.04 1.17
クリヤマHLDG 3355 卸売業 2227 11.14 2.63 12.5 46.15 1.05
カンダHLDG 9059 陸運業 1125 9.53 3.02 6.7 41.47 0.74
富士通フロンテック 6945 電気機器 1606 12.41 3.61 5.4 63.89 0.84
上村工業 4966 化学 12.42 3.98 9.6 78.85 1.25
日本精鉱 5729 非鉄金属 3295 7.06 5.1 15.4 55.68 1.22

直近5日間で変化した銘柄の業種は電気機器や陸運業をはじめ多岐に渡り、割安指標よりは割高なほうへと推移が目立つ結果となりました。

同じように、PERの数値変動がここ3か月で割安指標から平均に近づいている銘柄が多いです。PBRの数値も同じように割安指標から徐々に市場平均へと推移していることから、高い成長性が見込めます。

それぞれの株価水準も上がっているのと比例し、11日前引けの東証2部指数は前週末比22.69ポイント高の7365.81ポイントと5日続伸。値上がり銘柄数は238と市場全体が盛り上がっていることもわかります。

マザーズ

※予想PER・予想PER変化率の発表がない企業がほとんどのため実績で算出

2018年6月11日現在
PER変化率 昇順

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銘柄名 コード 業種 現在値 PER(倍) PER変化率(%) – 5営業日前 ROE(%) PBR(倍) 自己資本比率(%)
ミクシィ 2121 サービス業 3190 5.98 -6.45 26.1 1.46 88.38
フォーライフ 3477 不動産業 1281 9.94 -5.95 11.7 1.12 54.26
駅探 3646 情報
通信業
712 12.1 -1.11 12.1 1.47 82.13
グランディーズ 3261 不動産業 518 9.1 0.58 15.5 1.32 57.65
日本アセットマーケティング 8922 不動産業 135 12.63 2.27 7.8 1.01 57.68

直近の変化は割安に動いている銘柄がやや多い結果でした。7日のマザーズ指数反発を受けて全体に動きはあるようですが、市場動向を左右するほどの流れはないようです。

PERはおおよそ10%前後と割安のなかでも、ミクシィは約6%台とかなり割安な指標を示しています。

PBRも1.5倍以下で割安なうえに、各銘柄の業績の進捗率は大半が100%を超える発表をしているなど今後に期待のできる内容となりました。

ジャスダック全体

2018年6月11日現在
予想PER変化率 昇順

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銘柄名 コード 業種 現在値 PER(予)(倍) PER変化率(予)(%) – 5営業日前 ROE(%) PBR(倍) 自己資本比率(%)
エスケーエレクトロニクス 6677 電気機器 2075 10.17 -4.2 7.8 1.35 67.8
ニューフレアテクノロジー 6256 半導体
電子部品
7880 14.5 -3.79 11.1 1.42 69.84
京写 6837 電気機器 484 10.66 -2.22 7.1 1.02 45.88
朝日ラバー 5162 ゴム製品 1238 12.16 -1.98 11.2 1.29 41.15
フクダ電子 6960 電気機器 8040 13.4 -0.86 8.5 1.08 71.9
シグマ光機 7713 精密機器 2140 14.86 -0.65 6.3 1.33 80.47
国際計測器 7722 精密機器 956 11.8 -0.42 8.6 1.29 64.31
藤商事 6257 機械 1235 14.82 0 5.3 0.61 78.46
オーデリック 6889 樹脂
プラスチック
4595 8.93 0 11.3 0.91 76.85
ズーム 6694 家電
AV機器
1900 12.2 0.64 6.7 0.95 66.43
IMV 7760 精密機器 507 10.54 2.01 17.3 1.41 44.58
第一建設工業 1799 建設 1800 9.5 2.27 8.1 0.65 82.56
フロイント産業 6312 機械 1044 13.76 5.51 11.6 1.36 69.24
綜研化学 4972 化学 2316 9.84 14.71 9.2 0.86 60.53

直近の変化率は極端な値動きのある銘柄を除けば上下とも5%前後と比較的穏やかに推移しています。マザーズ市場でも見られたこの要因には市場全体で2月を境にピークが去り、資金投入が東証の別市場へと移ってしまったという経緯があげられます。

ジャスダック指数平均 6月11日現在

ジャスダック指数平均

PBRは上下二極化しているところもありますが、1倍以下の割安株も存在しており、投資対象に定めやすいかもしれません。

ROEや自己資本比率も基準を大幅に上回る優良性を示している上に、数値だけ見るとあまり上下差の見られない市場なだけに、きちんと調査・比較し自分の興味の向く銘柄への投資へと絞り込むことができるでしょう。

配当利回りから探す!割安株ランキング

利回りという単語をきいたことがありませんか?利回りが高いと投資家への還元率が高く、株価の下げ止まりに一役買うこともあります。こちらでは、高利回り順に割安株をピックアップしました。

配当利回りとは?

投資金額に対して、1年間でどれだけのお金(配当)を受けることができるかを示す数値。この配当利回りのパーセンテージが高いほど、受け取れる配当金が大きくなります。

高配当利回り割安株ランキング

2018年6月11日現在

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銘柄名 コード 業種 市場 現在値 PER(予)(倍) PBR(倍) ROE(%) 自己資本比率(%) 配当利回り(%)
キヤノン 7751 電気機器 東1 3746 14.81 1.41 8.6 55.22 4.27
積水ハウス 1928 建設 東1 1865 9.42 1.08 11.6 49.4 4.13
藤商事 6257 機械 JQ 1243 14.91 0.62 5.3 78.46 4.02
新日本電工 5563 鉄鋼 東1 335 9.82 0.69 12.1 71.82 3.88
ミクシィ 2121 サービス業 東M 3160 6.52 1.45 26.1 88.38 3.83
アマダHLDG 6113 機械 東1 1171 13.28 0.98 7 78.19 3.59
デクセリアルズ 4980 化学 東1 1126 13.64 1.36 6.8 52.57 3.55
スカパーJSAT HLDG 9412 通信 東1 513 13.41 0.7 5.3 60.29 3.51
ジェイエフイーHLDG 5411 鉄鋼 東1 2291.5 8.09 0.68 7.6 43.63 3.49
オーデリック 6889 樹脂
プラスチック
JQ 4445 8.64 0.88 11.3 76.85 3.37

配当利回りは5%以内で、23件(2018年6月11日現在)抽出されました。

PERやPBRは二極化し、PERは割安の内でも比較的数字の高いもの、PBRは1倍以下の数値が目立ちます。

配当利回りは3%以上でかなり優良と言えますが、PERやPBRの数値の低いものを選択する際には、急な変動がないかなどを他の数値を見比べて、判断するようにしましょう。

無配株の危険性

株主にとって配当金は利益を得る貴重な機会ですが、無配株といって株主に配当が行われない株も存在します。無配の理由は大きく分けて2つに分類できます。

  • 新規事業や既存事業の強化、研究開発などに使うため
  • 赤字で配当金が出せないため

黒字の会社なのに配当金が出ない場合は、貯め込んでいる状態(内部留保)ですから、購入してあまり問題はないでしょう。赤字の例でも特に、前年度は配当金があったが、悪化したため今年度はなくなったという場合には注意が必要です。

少額資金(10万円/50万円)で探す!割安株ランキング

少額資金 割安株ランキング

1円でも安く、低価格で優良な銘柄買いたいという人に向けて、それぞれの予算に合わせて、資金別で見る割安株ランキングをご紹介します。”安物買いの銭失い”にならないようご注意くださいね。

10万以下

低PER順
2018年6月11日現在

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銘柄名 コード 業種 市場 現在値 投資金額 PER(予)(倍) PBR(倍) ROE(%) 自己資本比率(%)
新日本電工 5563 鉄鋼 東1 343 34,300 10.06 0.71 12.1 71.82
アルプス物流 9055 陸運業 東2 907 90,700 10.2 0.73 5.7 57.34
ナカバヤシ 7987 その他製品 東1 735 73,500 10.35 0.84 7.5 41.23
タツタ電線 5809 非鉄金属 東1 637 63,700 10.4 0.95 9.2 80.43
東京製鉄 5423 鉄鋼 東1 966 96,600 10.48 1.16 10 67.7
リケンテクノス 4220 化学 東1 572 57,200 10.59 0.78 5.7 51.35
京写 6837 電気機器 JQ 490 49,000 10.79 1.03 7.1 45.88
ペガサスミシン製造 6262 機械 東1 974 97,400 11.51 1.12 6 75.91
レオパレス21 8848 不動産業 東1 699 69,900 11.52 1.11 9.3 47.16
アイチ コーポレーション 6345 機械 東1 736 73,600 11.88 0.94 9.9 75.48

余剰資金で投資をする、と決めたものの資金が心もとない。株を始めようとした方にとって一番の課題となるのが資金です。しかしながら、市場には割安株を始めとして低価格で仕込むことのできる銘柄が多く存在します。

ところで、一株当たりの株価が低価格であればあるほど、PERやPBRなどの数値も低いようなイメージを持っていませんでしたか?

ご覧の通り、数値は他のランキングと比べていただいても分かる通り、そこまで大幅な違いがありません。スクリーニングという一つのふるいにかけてしまえば、目的に沿って優良な株を見つけやすいのです。

50万以下

低PER順
2018年6月11日現在

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銘柄名 コード 業種 市場 現在値 投資金額 PER(予)(倍) PBR(倍) ROE(%) 自己資本比率(%)
東邦亜鉛 5707 非鉄金属 東1 4445 444,500 5.75 0.97 18.1 45.24
石原産業 4028 化学 東1 1202 120,200 6.08 0.72 5.3 42.02
ミクシィ 2121 サービス業 東M 3260 326,000 6.72 1.49 26.1 88.38
ニチリン 5184 ゴム製品 東2 2394 239,400 6.74 1.16 18 53.04
日本精鉱 5729 非鉄金属 東2 3230 323,000 6.92 1.2 15.4 55.68
ユニプレス 5949 輸送用機器 東1 2392 239,200 7.08 0.79 11.8 57.54
ホシデン 6804 電気機器 東1 1080 108,000 7.3 0.74 12.5 63.01
東ソー 4042 化学 東1 1892 189,200 7.34 1.25 19.6 57.55
飯田グループHLDG 3291 不動産業 東1 2129 212,900 7.61 0.87 10.2 55.4
TPR 6463 機械 東1 2939 293,900 7.66 1.01 12.6 44

続いて、50万円以下の株を見ていきましょう。当然のことながら余剰資金が多ければ選択の幅は広がります。

10万円の場合と比較すると、さらにROEの高い銘柄や、PERが10%以下でさらに割安な銘柄が新たに加わったことが分かります。

投資を繰り返し行うことで10万から50万、50万から100万と着実に余剰資金を蓄え、さらなる優良銘柄の発掘へ投資ができるよう心がけていきましょう。

「成長性&好業績」割安株のピックアップ

「成長性&好業績」割安株のピックアップ

スクリーニングを繰り返していると、成長性のある好業績で割安な銘柄に出会う確率が上がっていきます。具体例として、今回の決算発表と同時に大幅に値上がりした2つの銘柄をご紹介します。一体、どういう点に着目すれば上昇トレンドになる割安株を事前に知ることができるのか、ぜひ参考にしてください。

有沢製作所(5208)

最初にご紹介するのは、オススメスクリーニング・東証1部銘柄ともに2番目にランクインしていた銘柄です。

この銘柄はトップ10で唯一PBRが1倍以下と割安であることに加え、決算発表で経常増益を発表しており、今後も動向に注目したい好材料のある銘柄です。

2018年6月11日現在

有沢製作所チャート

5月9日行われた決算発表では、2018年3月期連結が増益、2019年3月期の経常損益もコンセンサス情報を9%上回る水準で増益と発表しました。
この結果を受けて株価は約250円値上がりし、現在も継続して上昇シグナル。過去の月足チャートから見ても、上昇トレンドにあります。

ニューフレアテクノロジー(6256)

次にご紹介するのは市場別ジャスダック市場で2番目にランクインした銘柄です。

この銘柄は株価の変動を何度も繰り返しており、特に2018年2月と今回は比較的近い間隔で大幅な値上がりをしているという勢いのある点が魅力です。

2018年6月11日現在

ニューフレアテクノロジー チャート1

5月11日の決算発表後、翌日には1500円の値上がり、その後じわじわと値下がりし、現在は上昇トレンドが崩れた状態ですが、過去比較して週足チャートで見ると、上昇を維持しているとわかります。

ニューフレアテクノロジー チャート2

いずれの例も決算発表から期待を含めて若干の値上がりをしていることから、事前に良い情報を仕入れていた投資家は大きな利益をあげることができたとご理解いただけるのではないでしょうか。

では、どうすればこの事例のように、良い情報を前もって仕入れられるのでしょうか。そのためにはバリュー株投資というものを理解しておく必要があります。

バリュー株投資とは、企業の価値(バリュー)に対して割安な株を選んで、利益を出せるときに売る投資のことをいいます。詳しくは次記事のバリュー株投資とは?にて詳しくご紹介します。

まとめ

割安株のランキングを見ると、そのときの市場の傾向がつかめます。以下に傾向とポイントとなるところをまとめました。

  • 予想PERでスクリーニングすることは企業の将来性を視野に入れて投資するということ
  • 東証1部銘柄は、同業種で比較しても割安なものが多い。機械に注目が集まっている。
  • 東証2部銘柄は、市場が盛り上がる一方、PER10%以下のかなり割安銘柄あり。
  • マザーズ銘柄は進捗率好調で今後に期待できる銘柄多し。
  • ジャスダック銘柄はマザーズ同様勢いは少ないが、ROEなどの指標数値は良好で割安。
  • 決算に注目していると「安く買い、高く売る」バリュー株投資を実践できる。

ランキングを通して、市場によっても傾向があることやランキングのどこに注目すればいいのかなどが理解いただけたのではないでしょうか。ただし、これらはあくまで過去の情報にすぎません。特定の数値にこだわりすぎず、ご自身のより良い投資に活用してください。