本日の日経平均は3日ぶり大幅反落。東証プライムの値上がり銘柄数は287銘柄、値下がり銘柄数は1,503銘柄、変わらずは45銘柄となりました。
2023年8月2日に上がった株・下がった株をピックアップして本日の相場を振り返ります。
2023年8月2日の上がった株・下がった株
上がった株【2212】山崎製パン
（2023/08/02：株価前日比+11.80％上昇）
大幅続伸し年初来高値を更新。1日大引け後に23年12月期第2四半期累計(1-6月)決算を発表。営業利益は206億1000万円(前年同期比43.3%増)で着地。直近の4-6月期が112億7500万円(同51.6%増)と大幅に拡大している。主原料の小麦粉や油脂、卵など原材料価格の上昇に加えエネルギーコストが増加したものの、食品事業において食パンや菓子パンなどの部門が好調となったほか、流通事業についてもコンビニ向け販売などが好調だった。また通期の同利益予想について従来の270億円から340億円(前期比54.3%増)へと大幅に増額修正している。
上がった株【7185】ヒロセ通商
（2023/08/02：株価前日比+3.13％上昇）
4日続伸。1日大引け後、自社株を除く発行済み株式数の2.81%にあたる17万4000株、金額で5億2896万円上限として、2日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株買いを実施することを発表。なお、2日の午前11時には取得が終了したことも発表されている。また直近では7月31日に24年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表、最終利益は9億7200万円(前年同期比75.1%増)と大幅増益で着地している。
下がった株【9254】ラバブルマーケティンググループ
（2023/08/02：株価前日比-19.84％下落）
急反落。東京証券取引所は、2日売買分より信用取引による新規の売付けおよび買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を実施。同様に、日本証券金融も貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)としている。これにより売買が低調になるとの落ち込むとの懸念に加え、直前で株価が短期急騰していたため利益確定売りも
下がった株【3738】ティーガイア
（2023/08/02：株価前日比-9.37％下落）
急落。1日大引け後に24年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。売上高は964億3100万円(前年同期比11.1%減)、最終利益は11億1700万円(同53.2%減)と減収減益着地となった。最終利益の通期計画に対する進捗率は約14%にと低調なスタートとなった。モバイル事業においてスマートフォン価格の高騰などによる買い替えサイクルの長期化により回線契約数が70万回線(前年同期比15.7%減)に落ち込んだことが主因としている。ガラスコーティングやセキュリティ商材は堅調だったものの、回線契約数の減少に伴う受取手数料の減収を補うには至らなかった。
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