本日の日経平均は小幅に反落。東証プライムの値上がり銘柄数は1,075銘柄、値下がり銘柄数は685銘柄、変わらずは75銘柄となりました。
2023年7月25日に上がった株・下がった株をピックアップして本日の相場を振り返ります。
2023年7月25日の上がった株・下がった株
上がった株【5921】川岸工業
（2023/07/25：株価前日比+9.47％上昇）
急反発し年初来高値を更新。24日大引け後に23年9月期の業績修正を発表。売上高を従来予想の210億円から260億円(前期比17.9%増)へ、営業利益を同7億5000万円から13億円(同4.7%増)へ、最終利益を同6億3000万円から12億円(同26.2%増)へと増額した。原材料価格の高騰を受けて販売価格の上昇が進んだことと、大型物件の完成および工場の稼働率向上などが要因。また、前期に受注した採算性の良い工事も寄与する。期末配当についても80円から100円(前期実績80円)に増額している。
上がった株【4378】CINC
（2023/07/25：株価前日比+1.51％上昇）
4日続伸。20日大引け後、同社の提供するデジタルマーケティングの調査・分析・運用ツール「Keywordmap」に、ChatGPT(GPT-4)を活用しテーマを入力するとAIが自動で記事の構成案を提案する「AI見出し案自動生成機能」を実装し、提供を開始することを発表しており、引き続き好材料となっている。Keywordmapの強みである日本語キーワードの中から「ユーザーニーズ」「上位ページのタグ構成」「記事文章内のトピック」などの様々なジャンルのビッグデータを総合的に加味し、SEOの観点で実用性の高い見出し案を生成することができる。これにより記事作成の時間短縮、生産性の向上が期待できるとしている。
下がった株【6836】ぷらっとホーム
（2023/07/25：株価前日比-14.30％下落）
急反落。20日、秋田清酒・浅舞酒造・栗林酒造店の酒造会社3社と、食品流通業・輸出物流業のイーシップ、三井住友海上火災保険、同社の６社で協議会を設立したことを発表。協議会は、地域産日本酒の輸出に適した新しい輸出物流のモデル構築を行うWeb3技術を活用した実証プロジェクト「日本酒輸出増プラットフォームモデル実証プロジェクト」を本年より開始する。この発表を受けて翌21日から株価は上昇していたが、本日は反動安となったもよう。
下がった株【4973】日本高純度化学
（2023/07/25：株価前日比-4.15％下落）
大幅反落。24日大引け後、24年3月期第1四半期(4-6月)決算を発表。営業利益が5400万円(前年同期比80.6%減)、最終利益が1億1900万円(同57.1%減)と大幅減益着地となった。スマートフォンやパソコン向け、およびこれらのメモリ向けで需要が低迷した。また、リードフレーム用めっき薬品についてはスマートフォンやパソコン向けの需要低迷とパラジウム価格下落の影響を受けた。
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