本日の日経平均は反発。東証プライムの値上がり銘柄数は948銘柄、値下がり銘柄数は805銘柄、変わらずは82銘柄となりました。
2023年6月1日に上がった株・下がった株をピックアップして本日の相場を振り返ります。
目次
2023年6月1日の上がった株・下がった株
上がった株【4499】Speee
（2023/06/01：株価前日比+12.67％上昇）
大幅に4日続伸し、年初来高値を更新。6月1日に施行される改正資金決済法により、米ドルや円など法定通貨を裏付け資産とするステーブルコインが電子決済手段と定義され日本で発行可能となる。4月27日に、子会社Datachain(データチェーン)と三菱UFJ信託銀行が提携し、ステーブルコインによるデジタル証券のクロスチェーン決済に関する技術検証に成功したことを発表していることから同社へ思惑的に買いが向かったもよう。
上がった株【3856】Abalance
（2023/06/01：株価前日比+11.97％上昇）
大幅続伸。5月31日、同社グループのVSUN(ベトナム)は、米国において太陽光パネル製造の新工場建設に係る米国市場への直接投資を視野に具体的な検討を開始し、工場建設候補地の視察を行ったことを発表。VSUNは太陽光パネル製造事業を営んでおり、ベトナム国バクザン省、バクニン省に、パネル製造工場を有し1月には第4工場が本格稼働に入るなどパネル生産能力を拡張している。米国市場では今後10年間に太陽光発電容量が570GW以上増加し、33年には700GWに達することが見込まれる。今後の米国市場における競争優位性を早期に確保すべく、米国市場へのパネル生産工場に係る新設計画を具体的に検討していく。具体的なスケジュールや工場建設の場所、建設資金などについては検討過程にあるため、決定次第速やかに公表するとしている。
下がった株【6578】エヌリンクス
（2023/06/01：株価前日比-5.64％下落）
続落。1日売買分より東京証券取引所は同社株の信用取引による新規の売付けおよび買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とした。また、日本証券金融も同日より貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)としている。これにより売買が低調になるとの見方から売りが出ているもよう。
下がった株【4124】大阪油化工業
（2023/06/01：株価前日比-5.56％下落）
大幅続落。東京証券取引所は1日売買分より信用取引による新規の売付けおよび買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする臨時措置を実施。日本証券金融も同様に、同日より貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)としている。これを受けて売買が落ち込むとの懸念から売りが出ているようだ。
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