本日の日経平均は3日ぶりに大幅反発。東証プライムの値上がり銘柄数は1,522銘柄、値下がり銘柄数は266銘柄、変わらずは46銘柄となりました。
2023年6月9日に上がった株・下がった株をピックアップして本日の相場を振り返ります。
目次
2023年6月9日の上がった株・下がった株
上がった株【7692】アースインフィニティ
（2023/06/09：株価前日比+14.35％上昇）
後場に入り急騰、大幅続伸。本日正午、23年7月期第3四半期(22年8月-23年4月)決算を発表。営業利益は5億5900万円(前年同期実績3億9900万円の赤字)と黒字に転換した。通期計画の5億1100万円を超過して着地となったことが好感されている。主力となるエネルギー事業において、売上を継続的に獲得できる基盤作りを目指して中小企業や一般家庭を中心に電力・ガスの営業活動を行い契約を獲得した。また、同社独自の燃料費等調整額の導入や相対取引を積極的に行うことによる電源確保により、日本卸電力取引所の価格高騰に対するリスクヘッジを図ったことなどが寄与した。
上がった株【6563】みらいワークス
（2023/06/09：株価前日比+4.83％上昇）
大幅に続伸。本日午後1時、青森市における「青森市地域企業成長加速化支援業務」の受託企業に選定されたことを発表。地域経済の活性化を目指す中小企業や新事業展開を検討する企業、または成長意欲の高い個人事業主などを対象に、集中的に企業価値を高めるアクセラレータープログラムを実施。新たな事業の創造や事業の成長を加速するとともに、スタートアップ企業などの育成、オープンイノベーションの推進、地域のスタートアップ・エコシステムを構築することを目的とした事業で、青森市と「青森アクセラレータープログラム2023」を共同運営し、新しい事業の創造や起業を志す事業者を支援していく。
下がった株【6696】トラース・オン・プロダクト
（2023/06/09：株価前日比-14.95％下落）
大幅反落。8日大引け後に24年1月期第1四半期(2-4月)決算を発表。売上高は7400万円(前年同期比63.5%減)、営業損益は1900万円の赤字(前年同期実績2800万円の黒字)と大幅な減収減益着地となった。受注型Product事業で前期は主にSTB大型受注案件及び大型サーバー納品案件があったため、その反動減で大幅減収となった。通期予想については据え置としている。
下がった株【3071】ストリーム
（2023/06/09：株価前日比-8.20％下落）
急落。8日大引け後に24年1月期第1四半期(2-4月)決算を発表。売上高は67億9300万円(前年同期比17.3%減)、営業利益は200万円(同98.7%減)で着地した。インターネット通販事業で家電小売業界においてはエアコンなどの季節家電や冷蔵庫・洗濯機などの生活家電が前年に比べて低調な推移となったほか、テレビ・パソコンなども低調だった。また、価格競争による粗利益の低下や食料など生活必需品の価格高騰による消費者の節約志向なども影響した。通期業績予想については従来見通しを据え置いているものの、低調なスタートとなったことが嫌気されたようだ。
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